昨日、裏の神社に落ち葉をとりに行ったと書いたが、その隣に「おこうじんさん」を祀った建物がある。今日はそこで御祈祷と虫送りがあり、集落の皆さんが集ると隣のおっちゃんが教えてくれたので、昼食後アタシも行ってみた。
そういうと昨日、うちの下の小さな祠に幟(のぼり)を立てていたのも、その関連らしい。

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おこうじんさんとは「三寶荒神」のことで、不浄や災難を除去する火と竈(かまど)の神として信仰され祀られることが多く、日本では台所やかまどが最も清浄なる場所であることから、俗間で信仰されるようになったそうだ。
他方、虫送りとは、昔は殺虫剤や農薬がなく、農作物に害虫がつかず豊作になるよう祈祷した名残だそうだ。しかし、毎年やっているというのにアタシャ記憶にない。東隣のおばちゃんにそう言うと、学校に行ってる時間に終わるからじゃないかって。なるほど。
ところが、お荒神さんと虫送りの関連は、ネットで調べたがわからない。便宜上ここでは一緒にやっているのか?
流れとしては、お太夫(たゆう)さんが来て神社で祈祷をあげてくれ(祈祷料の相場は一人1000円、名前と生まれた年の干支を言うと記帳してくれる)、その後お荒神さんを祀った建物に移り、お祭りしたお神酒やご飯、お菓子等をいただいて歓談。お太夫さんが帰ったら、お荒神さんにお念仏?般若心経かな?をあげて、16時頃までいた。

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