昨日、裏の神社に落ち葉をとりに行ったと書いたが、その隣に「おこうじんさん」を祀った建物がある。今日はそこで御祈祷と虫送りがあり、集落の皆さんが集ると隣のおっちゃんが教えてくれたので、昼食後アタシも行ってみた。
そういうと昨日、うちの下の小さな祠に幟（のぼり）を立てていたのも、その関連らしい。



いつも閉まっている神社が開いている　←毎朝の徘徊コース


おこうじんさんとは「三寶荒神」のことで、不浄や災難を除去する火と竈（かまど）の神として信仰され祀られることが多く、日本では台所やかまどが最も清浄なる場所であることから、俗間で信仰されるようになったそうだ。
他方、虫送りとは、昔は殺虫剤や農薬がなく、農作物に害虫がつかず豊作になるよう祈祷した名残だそうだ。しかし、毎年やっているというのにアタシャ記憶にない。東隣のおばちゃんにそう言うと、学校に行ってる時間に終わるからじゃないかって。なるほど。

ところが、お荒神さんと虫送りの関連は、ネットで調べたがわからない。便宜上ここでは一緒にやっているのか？
流れとしては、お太夫（たゆう）さんが来て神社で祈祷をあげてくれ（祈祷料の相場は一人1000円、名前と生まれた年の干支を言うと記帳してくれる）、その後お荒神さんを祀った建物に移り、お祭りしたお神酒やご飯、お菓子等をいただいて歓談。お太夫さんが帰ったら、お荒神さんにお念仏？般若心経かな？をあげて、16時頃までいた。

7月9日に父がキュウリやオクラの苗と一緒に持って来てくれたニンジンと小松菜の種、播くのをすっかり忘れてた！　よって昨日播こうとしたのだが、畑があまりにも痩せてて、アタクシのお肉、わけてあげたいくらい。
ま、それはともかく、土を耕して軟らかくしないと野菜は根を伸ばして大きくなれないわけで、家の回りの樫の木の落ち葉は（時間が経つと腐葉土になる）苗の回りにまいたからもうなくて、裏の神社へとりに行った。うちの敷地だから文句言われることはないだろう。

古色蒼然、裏の神社の鳥居


2m×3mくらいだが、耕すの大変だった


これを播いた


おまけ、アスパラガスの花

アタシが植えたプチトマトの苗から、蝉が飛び立ったようです。
達者でなぁ〜　(⌒‐⌒)

どうして日本って、こんなに電線が多いんだろう？

朝焼けの我が家

霧は、微小な浮遊水滴により視程（ものの輪郭がはっきり識別できる距離）が1km未満の状態で、靄は微小な浮遊水滴や湿った微粒子により視程が1km以上の状態なのだそうだ。
というわけで、今朝の徘徊は靄ではなく、霧が濃かったのかな？











朝食後、昨日父が持って来てくれたナスビ苗5本のうち3本を植えた、その残りの2本を植える。大掃除は家の中が終わって外回りに移り、樫の落ち葉を集めて苗の根元にまいてやる。草が生えにくくなるし、肥えになるから。
ふと見ると、トマトが大きくなって進路を迷っている。真っすぐ伸びられるよう添え木を立ててやった。そして、残っていた小豆を全部播いた。はぁ〜、これで午前の作業終わり！

午後は外回りの掃除。トイレは昨日終えたから、今日はお風呂。
そう、うちのトイレとお風呂は外にあるんだな。畑仕事で汚れた服で家の中に入らなくていいから、トイレが外にあるのはわかるけど、お風呂はなぜ？　
うちは改装して囲炉裏もぽっちゃんトイレもなくなったが、基本100年くらい前の家じゃないかな？　昔の家って水道がなかったから家の中に水を引き込むのが面倒で、それでお風呂は外にあるのかな？

例のうちのかめ、あ、水瓶の方ね、父に訊くと、50年どころじゃなく100年くらい経ってるんじゃないかって。父が二十歳過ぎで養子に来た時には既にあったそうで、買ったのやら貰ったのやら知らないと言う。古いだけで価値はないだろうけど、大切にしないと。

今日は、家でとれたスイカとまくわうりを持って来てくれた。美味しいかな？
スイカはともかく、まくわうりは熟れてなければ浅漬けにすると美味しいそうで、ちょっと熟れてないこと期待。（笑）

昨日の夕立はかなり激しく、夜も降ったり止んだりで、肌寒い朝を迎えた。


前回はピンボケだった白い蛍袋（ほたるぶくろ）、撮れた〜


朝食後、ネットを見てたら「お早うございます」って、誰かと思ったら警察のMR.ヤマシタ。4月に赴任して前回来た時は無人だった家に人がいるみたいだから来たって。
名前、現住所（父はここに籍を残してて私は父がいる家に転入）、何かあった時の連絡先と、ここの連絡先＝私の携帯の番号を聞かれたが…　
広東語と英語で憶えている香港の番号の2桁だけ違う番号を日本でゲットできたから、その2桁は日本語で言えるけど、以下言えなくて、自分で書いてもいいですか？と、おまわりさんの警察手帳、ではなくメモ帳、を取り上げて書いたのであった。（笑）

さて、今日から外回りの掃除。ここで何かしようと思ったら、多分アタシがしたいと思うような工具は全てある。
裏の森に神社があって大きな樫の木が何本もあり、春に新芽が出て花が咲くと枯れた葉と花がものすごーく降って来る。エアコンの屋外機にそれが入り込んだのを片付けながら、何かで塞いだらもう入ることはないだろうと、納屋を探して板発見。でも少し長い。で、納屋を探してノコギリ発見。

中学校の授業、確か女子は家庭で男子は図工だった。女子のアタシはノコギリほぼ初体験。最初は手間取ったけど切れて、ひゃっほー！　＼(^o^)／