23日が彼岸の中日(秋分の日)で、今日は彼岸の入り。ちょこちょこ真っ赤な彼岸花を見かけるが、鹿に食べられたのか子供の頃に比べ、その数は激減! あまり見なくなった。しかし調べてみると、花、茎、球根、すべてに毒があり、特に球根が強いそうで、だから土葬だった時代、モグラやネズミに遺体を荒らされないよう、墓の回りに植えたそうな。よって不吉な花というイメージがあるわけで… てことは、鹿が食べたんじゃない? なんで減ったのかなぁ?
ところが、別名の曼殊沙華(マンジュシャゲ)は仏典由来で、サンスクリット語で「天界の花」という意味があり、おめでたいことが起こる前に天から花がひらひらと降ってくる「良いことの前兆」だと語り継がれているそうだ。また、仏教では曼殊沙華は白く柔らかい花とされ、それを見た者の悪業を払うとも信じられているのだとか。
へぇ、仏教で彼岸花は白なのか? この辺りでは赤以上に珍しく、散歩中、去年は見かけなかった所に2本だけ咲いているのを見つけた。

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