6月28日(土)は晴れた〜　朝早く目が覚めたので散歩に行く。N崎邸から上へ上へ、階段や坂を上がると道路に出て、見晴らし抜群！




帰ると、ご飯、みそ汁、納豆の朝食ができてた。作ったのはN崎さん。意外にまめ。しかも美味しかった。^ω^
食後、市内観光へ。あちこち見て歩き、これは孔子廟。



歴史博物館に行ったA田夫妻から電話があり、グラバー園で落ち合うことに。その前に国宝、大浦天主堂へ。正式名称は日本二十六聖殉教者天主堂。←長っ！


グラバー園は、中学校の修学旅行で来た時はグラバー邸だったと思うのに、他にも見学できる建物が増え、それで改名したのかな？


A田夫妻が見てないという中華街に寄り…


ランチは「ツル茶ん」。


全員有名なトルコライスとミルクセーキを注文。だがA田ご主人の皿に値札の切れ端？が入ってて店の人に言ったが、まぁいいですと食べていたら、また何か入ってる。さすがに交換してもらい、A田さんの分はタダだろうと思ったら、コーヒー5人分サービスで怒るN崎さん。どうどうどう。（笑）


崇福寺は有料で、ご本殿が急な階段の上らしく、門だけ見学。


眼鏡橋とは半円形の橋梁が水面に映って丸く、眼鏡のように見えからだそうで、でも今日はダメ。


A田夫妻は行ったというので分かれて3人で諏訪神社へ。雰囲気は靖国神社だが、戦没者は関係ない。有名な長崎くんちは、この神社の10月7〜9日の例祭だそうだ。


平和公園の長崎の鐘と、平和記念像。



歩き回って大量にかいた汗は「ふくの湯」で流し、タクシーで稲佐山へ。香港は百万ドルの夜景というが、稲佐山は一千万ドルだって！　しかし霧でいまいち。A田夫妻は早い時間のロープウェイの予約がとれず、結局会えないままお別れすることに。



夕食は焼き鳥を食べようと稲佐山からタクシーで江戸善へ。2階の座敷に通されるとみんな鶏の唐揚げを食べている。変だなぁと思ったら、串焼きが出て来てわかった。串焼きとは砂ずりで（アタシャ食べられない〜）いわゆる焼き鳥がないのだ！　後で調べたら唐揚げの有名店だった。


もう満腹だったが、N崎さんがどうしてもと連れて行ってくれたのが、なんとおにぎり専門店。徳島じゃ成り立たないだろうな〜



食後の運動としてN崎邸まで歩いて帰り、昨夜A田さんに買ってもらったアイスクリームを食べる。←別腹（笑）　O田さんの万歩計によると29000歩！歩いてた。

6月27日(金)、長崎は今日も雨だった。(;д;)
傘をさしながらの観光は気が重く、N崎さんが出勤した後、O田さんとボチボチ起き出し、A田夫妻に電話。予定通り8:35に長崎空港に着いたことを確認し、9:30から出かける。

この古い建物は現役の交番。


あっ、夕べ食べたお好み焼き屋だ！　腰をかがめて入る低い入り口で思い出した。


正覚寺の名言、「人間とは　楽を求めて　苦しむ動物である」


11:00天天有でA田夫妻と待ち合わせ。少し早いランチはチャンポン、中華丼、皿うどん、炒飯に餃子がついたセットを注文、シェアする。



ランチを早くしたのは朝食を食べてなかったし、何より端島（はしま、別名軍艦島）上陸ツアーは12:00からだと思ってて、食後タクシーで乗船場まで行くと13:00からだった。ゴメンなさい！　スタバで時間つぶし。

オランダから徳川幕府に贈呈された日本初の木造蒸気船の復元。クルーズ船として使われているから観光丸かと思ったら、1856年に観光丸と改名され、幕府海軍の練習艦だったそうだ。


端島は長崎港から約30分。海底炭坑で栄えた島で、波が高いと上陸できないが、この日は大丈夫。でも傘は禁止なのでカッパを着て見学。とはいっても1974年(昭和49年)の閉山で無人島となり、2009年に上陸が解禁されたが建物が老朽化し、3つの見学広場をつなぐ通路しか歩けない。





7階建ての建物は、1〜4階が小学校、5〜6階が中学校、7階は特別教室。


赤レンガの建物が、鉱山の中枢だった総合事務所。


第二竪坑（たてこう）の桟橋への階段が、かろうじて残ってる。


1916年(大正5年)に建てられた、日本最古の7階建て鉄筋コンクリートのアパート。




草木のない瀬にすぎなかった島は、1890年(明治23年)から三菱の経営となり、主に八幡製鉄所の製鉄用原料炭を供給していた。炭坑の開発とともに従業員住宅の建設が進み、最盛期の人口は5200人。当時の東京の9倍を超える人口密度は世界一と言われた。


採掘技術の発達とともに6度にわたって海を埋め立て、周囲1200m、当初の約3倍の大きさとなり、その姿が軍艦土佐に似ていることから軍艦島と呼ばれるようになった。





左の白い建物は病院。大きな台風が来ると海水が島を越え、雨のように降ったそうだ。




15:30港へ戻り、鎖国時代に唯一開かれていた人口の島、出島へ。勿論現存していたわけではなく、現在も復元工事が続いている。


夕食は安樂子（あらこ）へ。


長崎はメニューに鯨が多い。この白いのも鯨だって。






食後、全員でN崎邸に移り宴会。ホテルをとっていたA田夫妻が帰ったのは覚えているが、いつ寝たのか、全く記憶にない。^ω^;

朝、父が送ってくれて我が家に帰る。黄色いプチトマトの苗が枯れそう！　慌てて応急手当をしてキュウリとナスを収穫、畑を見て回り、梅の収穫と大忙し。では、長崎の報告。

今年は2度ピーチに乗り遅れている。3月27日に香港から関西空港へ帰国する時。5月4日に関西空港から成田へ行く時。二度あることは三度あるっていうから、今回の長崎はビクビク！

空港行きリムジンバスは交通事故があると遅れるから船と電車で行くことにし、6月26日(木)6:12父の家の最寄り駅を出発。徳島駅でバスに乗り換え、8:00のフェリーで和歌山港へ。南海電鉄に乗り、関西空港に着くのは11:24だが、ピーチは14:50発。よってりんくうタウンで時間をつぶして関空へ。三度目の正直で乗れた〜！


大阪は晴れていたのに、16:05に着いた長崎は小雨。



伊丹からJALで少し早く着いていたO田姐さんと、長崎在住のN崎さんが迎えてくれ、とりあえず宿泊場所のN崎邸へ荷物を運ぶ。聞いてはいたが、車を降りて坂道を上へ上へ、庭まで自動車が来るのがあたりまえの世界からた来た者には驚きの世界！（笑）

荷物を置いて歴史博物館へ。特別展「明治日本の産業革命遺産と長崎」を19時の閉館まで見て…


N崎さん指定の猪ノ口屋（いのくちや）へ。


何が美味しいのかわからず、とりあえずチキン南蛮（撮る前に食べた）、バーニャカウダ、枝豆を注文。古民家を改装したようなお洒落な店は、料理もお洒落で量が少ない。^_^;


中国語のレッスンがあって遅れて来たN崎さんが注文した刺身盛り合わせと、さつま揚げ？


猪ノ口屋を出て巨乳姉妹が経営するという店で飲み、お好み焼き屋に寄ってN崎邸に帰ったのは深夜2時頃。飲み疲れて長崎の初日は終わったのでした〜

16:35長崎発の飛行機で、17:45関西空港に到着。ピーチは第二ターミナルだから焦ったが、18:20のバスで徳島へ。22:05に徳島駅に着き、ダッシュで22:06の汽車に乗り、家に着いたのは23:00。

近いような遠いような、素晴らしい長崎の旅の報告は写真を整理してからとして、こんなニュースが…　もう紹興酒は飲めない！　http://news.searchina.net/id/1536341

父の家へシュラフを取りに来ている。そう、明日からまた旅に出るのだ。行き先は、香港の山仲間、N崎さんが単身赴任中の長崎へ、豊岡のA田夫妻と三田（さんだ）のO田姐さんと遊びに行く。宿泊はN崎邸なのだが、客用の布団がないそうでシュラフ持参。^ω^

金曜日に軍艦島、土曜日に長崎市内観光、日曜日に雲仙普賢岳に登る予定で、普賢岳は2月に香港ハイキングに来られた女性が長崎の人で、行くかもしれないって言ったら案内すると仰ってくださり、厚かましくも連絡。ご本人は来られないが、ご主人が日本山岳ガイド協会公認のガイドさんで、有り難いことに案内してくださる！

日本はあまり行ったことがなく←外人か？（笑）、ここぞとばかりに行ってるが、5月に行きそびれた福島…　東京より北は行ったことがないと書いたが（http://moriqzou.blog.shinobi.jp/Date/20140503/1/）、去年登った燧ヶ岳（ひうちがだけ）は福島やで！と先日福井に同行したM本氏に指摘され、えーっ、そうだっけ？

さて写真は、しばらく留守にするので昨日収穫して食べた野菜。←ナスは初収穫！


去年ヨネコさんの受けが悪かった莧菜（いんちょい）は、香港の女将さんに訊いて炒めたら美味しかった。ただタマネギ、ピーマン、ナスと一緒に炒めたから、莧菜の味はわかりづらかった。^ω^;

今日は遺族会の班長さんの車で一緒に総会に行く。うちのばあちゃんの旦那さんが戦死してるから太平洋戦争の遺族会だと思っていたら、中学校のグラウンドの片隅に2003年に作った忠魂碑があって…



そのグラウンドとは、私が通ってない小学校と、


私が通った中学校の共用グラウンドで、どちらも廃校！（涙）←中学校はこんなに奇麗なのに過疎化で生徒がいないから仕方ない


忠魂碑に「明治維新以来幾多の国難に一身を殉ぜられた（かつての村名）出身の弐百弐捨壱柱の御霊に感謝の誠を捧げ安らかに鎮魂あらんことをお祈り申し上げます」とある。
日清戦争は明治27年（1894年）、日露戦争は明治37年（1904年）、共に勝ったので戦死者は少なく、ほとんどが太平洋戦争の戦死者だと思うが、その区別なく221名の名前が書かれている。


約30名の参加者は高齢者ばかり。班長さんに、もう戦後69年ですよね、いつまでやるんですかね？って訊くと、いつまでやろな？って。
黙祷後、総会会場へ。議長さんが言っていた、できるだけ後世に伝えていきたい！

1時間ほどで終わり、お弁当とお饅頭をもらって帰宅。

広東語でキュウリのことを青瓜（ちんくわ）っていうんだけど、ついにうちの青瓜、収穫したわ。
欲張って長く置いたからちょっと皮が固くなってて、やっぱ20日にとっとけば良かった。